石油絡みの欲得と、自分だけが正しいと思う傲慢と、すぐに吠えかかって噛みつく臆病犬のようなアメリカを、せっせと後押ししたのが、某国政府だ。
一方で、実際に何が起きているかを目で見て伝えたり、ゲームのような殺戮と破壊を繰り返しでボロボロになっている罪なき人に手を差し伸べようと出かけた人もいる。
拉致・監禁されたのは、誰のせい？
でかけて行った人が悪いの？
元をただせば、理不尽に目をつむって、ひたすらアメリカに尻尾を振ったからこうなったんじゃないの？
尻尾振ることしか考えなかった、今でも考えてない奴が、拉致された人に「自己責任」なんて言う資格、あるの？
2004.4.18
ブッシュやチェイニーは、殺された４人のアメリカ人の報復のために６００人を殺した。
奴等にとって、イラク人の命は、アメリカ人の１２５分の１の重さしかないということ。
イラク人の命とアメリカ人の命の重さの比率にも、アメリカの虐殺に理解を示した某国の首相は同意したことになる。
ブッシュやチェイニーにとって、アジアの民衆の命など、虫けら同然なのは、アフガニスタンでも証明されている。
さて、ここで疑問が一つ
奴等は、日本人の命の重さ、どれくらいと思っているのかな？
同盟国の人間だから、イラク人よりはちっと重く見ているんだろうか？
それとも、属国だから、もっと軽いんだろうか？
大いに、考えてみるべき問題と思うのは、僕だけ？
2004.4.13
「テロリストの卑劣な脅しに乗ってはいけない」と言った人がいる。
でも、掃討と言いつつ、実は市民を無差別殺戮する某国を「理解」しているきみは、一体、何なんだ？
肉親、友人、知人を、いわれなく殺された人の気持ち、きみには、きみの肉親が殺されなければ、わからないのか？
対米追従して、おべっかを使い、親分に気にいってもらおうと、尻尾を振る。
そのためには、何万人が、不当に殺されても、全然、気にならないらしい。
何があっても金魚の糞になりきりたい・・・そんなきみから
「愛国心」なんて言葉は聞きたくない。
３人が戻ったら、何が正で何が邪なのか、この国が、本当は何を主張すべきなのか、ゆっくり考えてみたらどうだい？
いくらアメリカの召使いになりたくても、考えるくらいは出来るだろ？
2004.4.11
自分の国の人間が殺された仕返しに、何十倍も、何百倍も、何千倍もの人を平気で殺す。
ブッシュは、殺人鬼だ。
殺人鬼の片棒をかつぐ者も、また人殺しだ。
幼な子が殺されていても、何も感じないんだね。
止めようともせず、ひたすら殺人鬼を「理解」するんだね。
おまえも、人殺しだ。
おまえらのせいで、３人が拉致されたのが、
まだ分からないのか？
まだ目をつむるのか？
2004.4.11
現地の子ども達のためのボランティアや、劣化ウラン弾被害の告発をするために、どこの政府に操られている訳でもなく、武器も持たず、イラクに行った人を脅迫のために拘束するのは、卑怯だ。
決して許されることでは、ない。
日本の政府は、アメリカの主張を鵜呑にし、いまだ見つからない大量破壊兵器があると確信し・・・いや、アメリカに追従するために、大量破壊兵器が存在していると、真似をして言ってみただけに違いない・・・そして、世界の各国に、アメリカに賛成するよう働きかけてきた。
国会で日本国民に対して、政府の意志を表明する前から、アメリカの後押しをするべく、他の国には働きかけてきた。
モスク爆撃に際しても、「アメリカの行動を理解する」と・・・
民衆の殺戮に対しても、「アメリカの行動を理解する」と・・・
イラクでの人権弾圧も、「アメリカの行動を理解する」と・・・
もし、国際社会のパワーゲームに乗り遅れまいと正邪を見定める目を曇らせず、開戦に反対し、最後まで徹底的に反対し、開戦後も占領後も、アメリカの暴走に真っ先に非難の声をあげ・・・
もし、その上で本当の意味での「人道援助」としての自衛隊派遣であったなら、３人の日本人は、それでも誘拐されただろうか？
３人を脅迫のために誘拐、拘束したのは、もちろん卑怯だ。到底、許されることではないと思う。
でも・・・
アメリカ追従を首謀した人、
３人の身代わりになりに、イラクに行けよ！！
2004.4.8
Don't attack
IRAQ
牛を追い チグリスに遊ぶ この子らが
血しぶき上げて 死ぬ日来るのか
薬さえ 手にはいればと 願う子は
死に追いやらる 正義の名の元
この罪は 人道の罪に ならぬのか
薬を禁輸し おさなごを殺し
チグリス川の支流で牛の世話をしながら元気に遊ぶ子どもたち(2002年５月、豊田直巳氏撮影)
この写真は豊田さんご自身の許諾を得て掲載させて頂いています。
写真家、豊田直巳さんのＨＰ‥‥‥「境界線の記憶」
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“爆弾の雨降らすな”
湾岸戦争は終わっていない。今も後遺症は子ども達の命を脅かしている。
劣化ウラン弾によると思われる癌、白血病。上の写真は、イランに、そして世界各地で飢えや紛争の後遺症に苦しむ子ども達の姿、後遺症にも関わらず明日を見つめて生きようとしている子ども達の姿を撮り続ける写真家の豊田直巳さん(46)より拝借したものです。
豊田さんは、撮った写真パネルを持って全国各地を講演して歩き、そして「開戦必至となれば、国境が閉鎖される前に再び現地に入る」と言っておられます。
人道に対する罪に時効はない。「正義」の名による経済封鎖による薬の不足。
癌や白血病ばかりではない。ハエが媒介する黒熱病は、薬さえ手に入れば治癒する筈のおさなごの命を奪う。
昨年12月に反核運動家や医師による「市民・平和使節調査団」の一員としてイランを訪れた豊田さんは、劣化ウラン弾が使われた南部やクウェート国境で、死を待つばかりの子どもの姿をカメラに収めておいでです。
なお、豊田さんの写真展、講演会予定についても「境界線の記憶」に、掲載されています。
僕は音楽家です。しかも一番地味なクラシック系の作曲。
直接的に反戦を仕事に反映させることは難しい。
でも、今、黙っていることは、罪。
知人が、こう言いました。
「心を痛めるだけでは、何も問題が解決しません。しかし、世の不条理に怒るだけでも、何の解決にもなりません。世界の情勢をしっかり見つめ、この小さな力を行使できる時に、はっきり意志表示することが、今の段階で私の出来る範囲なのかと、そう今は思っています」
数年前に「失わざるべき記憶」を書いた時、強く意識したことを、もう一度、意識させられる言葉でした。
僕は、意思表示、します。
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2003.2.18 飯島俊成
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